医者

生活習慣の改善が鍵

普段の生活で気をつけるべきこと

悩み

潰瘍性大腸炎を患っている場合、一番気を配るべき点は毎日の食事です。現在の状態にかかわらず、基本的に高タンパク高カロリーな食事が推奨されます。つまり、カレーのような香辛料がきいた食べ物やアルコール飲料など刺激の強いものは飲食するべきではありません。また、脂肪や繊維が多い食べ物も過度に摂取するべきではありません。寛解期の方であれば、以上の注意点さえ守れば色々なものを食べても大丈夫ですが、炎症が起きている方の場合は更に動物性脂肪を避けるために魚以外の肉を食べないようにしヨーグルトや牛乳なども控えなければいけません。 もう一つ重要な点は、規則正しい生活を送ることです。働きすぎずストレスをためず適度な睡眠をとることが大切です。スポーツなどでからだを動かすのは問題ありませんが、翌日に疲れが残るほどの激しい運動は避けたほうがよいでしょう。

潰瘍性大腸炎の治療を続けていくにあたって大切なこと

潰瘍性大腸炎は寛解と再燃を繰り返す病気です。そのため、長い期間にわたって薬と付き合っていく必要があります。しかし、症状が激しい時期は薬を服用していても、寛解期になると薬を飲み忘れたりしてしまう患者さんは多く存在します。たとえ自覚症状がなくとも寛解期を維持していくためには薬の服用は非常に大切であり、また、薬を飲み忘れがちだった患者の多くが2年以内に潰瘍性大腸炎が再燃してしまうというデータもあります。 潰瘍性大腸炎を患っている方は合併症にも気をつけておくべきです。腸に関する病気だけでなく、全く関係のない場所にも合併症が現れることがあるため、異常があればすぐにかかりつけ医に相談するべきです。また、潰瘍性大腸炎が発症してから10年以上立った方は、同年齢の一般人よりも大腸がんになりやすいことが知られています。そのため、定期的に大腸がんの検査を受けることが推奨されます。